久々の観劇です。
キャストは6名のみ。
休憩なしの2時間20分。
最初はケラケラ笑っていたけど…・
ラスト近くは、妙に感動していた。
そう、妙な感動。
何に心が動いているのかな???
戸塚さんの生き方?真一の心が解放されていく様??
6人とも大小さまざまな罪を犯していく。
なのになんと言えず愛されるべき人々・・・・
芝居を観る前にいつもパンフレットを読むのだが
脚本を書いた古沢良太氏の言葉に魂が震えた。
「世の中が寛容でなくなってきていると、日々思う。
自分の常識と違うことを許さず、匿名の名のもとに攻撃し、
同調しあうことで溜飲を下げ、それが民意となり、社会正義となる。
ここではないどこかへ。」
クリエの解説ページには
『生きづらい現代人の孤独を濃密に描き出しながらも、笑って泣けるエンターテインメント作品に仕上げています。』
なんて短い言葉でまとめられているけど、
この作品の背景にある脚本家の思いはどんだけ大きいんだろうと・・・・
笑いながら「そんな馬鹿な!」と思いながらも
芝居の世界だからこそ実現できる。
たくさん迷惑をこうむり、憎しみに占領されてもおかしくないのに
戸塚の命が果てようとするとき、彼に縋り付き泣き崩れる吉永の姿に
これが人間だ、人情だ、日本人だ!なんて思ったりした私でした。
劇中、内野さんと大谷さんがハモって歌うシーンがあるのですが
微妙にハモってないけど(笑)
昔、某ミュージカルに出演されていた頃よりお上手になられた!
なんて思った私を許してください。
・・・・大谷さんの歌は確か三軒茶屋で経験済み(^^;;;)
田中圭君は最近テレビドラマでを見て、気になる役者だったので
ナマを見て・・・・うん、よかった!
いい芝居をする人ですね。
今後観ていきたい一人となりました。
何より前半の内野さんとのハンケツ状態が・・・(爆)
おばちゃんにはたまらない初・圭クンになってしまいました。
ストーリーは・・・・
現代。二人の男が、とある森の中、古新聞が散らかる廃屋で共同生活を送っている。
名前は戸塚保(内野聖陽)内海真一(田中圭)。共にどんな過去があるか定かではないが、何らかの理由で社会からはみ出してしまったダメ男二人である。戸塚は剛胆で自信家、人たらしのイケイケオヤジ。一方、真一は他人に心を開けないひきこもりの青年。そんな全く逆のキャラクターの二人を繋ぐ唯一の糸は「ある幻の蝶【シロギフチョウ】の存在を信じている」ということ。2人の目的は一つ。シロギフチョウを見つけることだ。
彼らこそ「チョウ屋」であり、筋金入りの蝶オタクである。
蝶の捕獲では業界にその名を轟かせた戸塚は、蝶を飼育・撮影しては一人楽しんできた真一の引きこもりの殻を破ろうと熱く奮闘するも、いつも空回り…。まるでボケとツッコミのような男同士の滑稽なやり取りは続いていく。
2人の蝶探しに図らずも巻き込まれていくのが、不動産会社のOL・安藤(七瀬なつみ)と旅回りのストリッパー・ユカ(中別府葵)だ。廃屋に不法滞在をする2人に対し退去命令を下しに来た安藤と、戸塚から出張サービスを頼まれたユカは廃屋で出会い、翌日には4人で蝶探しに出かけることになる。
社会と上手く関われずに蝶だけを追い続ける男2人に、自分たちとどこか似たものを感じる安藤とユカ。仕事も忘れて蝶探しにのめり込んでいく彼女たちにとって、廃屋で過ごす4人の空間と時間はいつしかかけがえのないものになっていく。
戸塚の過去の栄光とその挫折を知る昆虫ブローカー・吉永(大谷亮介)と、戸塚から借金を取り立てる、田舎町のボランティアと名乗る男・村木(細見大輔)。彼らの登場と思惑は、信じるものだけを追い求める4人の特別な楽園に、ゆっくりと影を落としてい
それぞれの想いは交錯してぶつかり、かかわってはすれ違い、やがて結末へと向かっていく。
彼らは「幻の蝶」に出会うことができるのか?そして、彼らが本当に信じたいものとは何なのか…?
(シアタークリエHPより)
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